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記者会見するFRBのパウエル議長=2024年5月1日、ワシントン、榊原謙撮影

 1日の米ニューヨーク外国為替市場で、1ドル=157円台で取引されていた円相場が一時、153円台前半まで4円ほど急騰した。政府と日本銀行が円安の進行を止めるため、為替介入したとの観測が出ている。

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 米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、政策金利を6会合連続で据え置くと決めた。FRBのパウエル議長は記者会見で、利下げを判断するには「以前の予想よりも時間がかかりそうだ」と述べ、高金利を長く保つ意向を明らかにした。一方で、再び利上げする可能性は「低いと思う」と述べた。

 パウエル氏が利上げの可能性…

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